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針葉樹で一番、柔らかさとぬくもりを感じる材は・・・
2015.04.27床は常に足の裏が触れてる建築部位です。そのため傷つきやすいという点はあるもののムク板のフローリングが気持ちいいです。材の硬さは、ケヤキ→ナラ→クリ・タモ→カラマツ→アカマツ→ヒバ→ヒノキ→サワラ→スギです。コスト、経年変化、美しさ、肌触りの面から、最近ではスギを使うことが多いです。ムク材のその他の利点としては、将来、床の一部を直すときも同じ材料があるので、直したときの違和感がそんなにないこと。合板等だと商品自体が長い年月を経て変わっていることが多々あるので、一部を直すと違和感がどうしても生じます。ムク材は自然素材のため、隙間が空いたり、反ったりすることもありますが、それを補って余りある利点があると思います(^^♪ -
思い出を家の一部に取り込む
2015.04.26玄関の壁紙に使用しているのは「出雲和紙」。出雲和紙が醸し出す風合いが施主様の好みということで、玄関の壁紙に使用しました。過去にも、自分が所有している山の木を使って欲しい、祖父が残してくれた銘木を和室に使って欲しい、といった依頼もありました。こだわり、思い入れのあるモノを家の一部に使うと愛着も増します。そういったこだわりがある方とする家作りも楽しいです(^^♪ -
マンションか戸建住宅か
2015.04.25マンションか戸建かというのは不動産における日本人の大きな選択の一つです。どちらが正解かというのはないと思います。家を建てる我々からすれば、戸建です!といいたいところですが、マンションにもいいところは沢山あります^^; 割合としては一戸建が54.9%(2013年時点)、共同住宅【マンション等】は42.4%とデータから見ても1割位しかかわりません。ただ個人的にいつも思うのが【あくまでも個人的にです^^;】、マンションの最後【老朽化したとき】はどうなるのか、が想像がつきません。何十年、何百年先の話だと思いますが、どうなるんですかね。ちなみにもし私がマンションを購入するなら、少々高くても、すぐ転売できる利便性の高い場所を選びます(~_~;) -
快適です(ご本人談)
2015.04.24先般お引渡しをした施主様に、住まい心地を尋ねると・・。ぜんぜん湿気がなく快適です(^^♪とのお言葉を頂戴。壁には、調湿機能バツグンの珪藻土仕上げですから、当然です!(^^)! 珪藻土の機能については動画ギャラリーでも説明してありますので、ご高覧を! ヒトが不快と感じる湿度のときに、働いてくれるかが重要です。湿度を吸うだけ、不快な湿度のときには仕事をしない、なんてコトもありますので、珪藻土が仕事をする湿度も要チェックです! -
先ず土地を見ろ、土地が全てを教えてくれる
2015.04.23冒頭の言葉は近代建築の三大巨匠といわれるフランク・ロイド・ライト(写真参照)の言葉です。(他 ル・コルビュジエ、ミース・ファン・デル・ローエ)日本とのつながりといえば、帝国ホテルの新館の設計にも携わっておられます。「先ず土地を見ろ、土地が全てを教えてくれる」。建築場所が持つ魅力、地形、風土、歴史、それを理解したうえで建築に取り組むか否か。建築が即物的、汎用的になっている昨今、フランク・ロイド・ライト氏の言葉は重いです。