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先ず土地を見ろ、土地が全てを教えてくれる
2015.04.23冒頭の言葉は近代建築の三大巨匠といわれるフランク・ロイド・ライト(写真参照)の言葉です。(他 ル・コルビュジエ、ミース・ファン・デル・ローエ)日本とのつながりといえば、帝国ホテルの新館の設計にも携わっておられます。「先ず土地を見ろ、土地が全てを教えてくれる」。建築場所が持つ魅力、地形、風土、歴史、それを理解したうえで建築に取り組むか否か。建築が即物的、汎用的になっている昨今、フランク・ロイド・ライト氏の言葉は重いです。 -
APFの高いエアコンを
2015.04.22今日、事務所の周りにアシナガ蜂が飛んでいました。蜂は温度が上昇すると活動を開始します。日に日に寒さも和らぎ、温かくなってきました。さて、夏に活躍するエアコンですが、カタログには年間エネルギー効率APF(Annual Performance Factor)が必ず記載されています。この値が大きいほど、1の電気で処理できる熱量が多くなります。これを見ると、能力が大きい機種ほどAPFが低下している(エネルギー効率が低い)ことに気づきます。5.0kWの機種が2.5kWの機種より2倍大きいわけではありません。小型の機種からAPFの高い機種を選んだほうがコスト、性能のバランスが良さそうです。そもそもエアコンがフルパワーで動く場面はそんなに多くありません。ほとんどフルパワーの半分以下でトロトロ動いていること多いです。大型自動車をトロトロ運転していては燃費も悪い、エアコンも同じです。またエアコンは年々電気代が高くなる家庭が多いです。何故って、掃除をしないと効率が落ちるからです。夏に向けてエアコンの掃除をそろそろ段取りしておきましょう^^;
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地震で家が倒れる仕組み
2015.04.21地震で家が倒壊し、ペチャンコになった映像をご覧になられた方も多いと思います。そういった映像を見ると「木造の家は地震が来ると割り箸が折れるように柱が折れる」と思われる方も多いようです。実は、地震で倒壊する家の多くは、柱や梁が折れる前に、柱と梁を繋いでいる接合部が外れ、それぞれの材料がバラバラになって壊れています。「破壊」というより「分解」というイメージです。昨今では地震対策も相当進んでおり、外れると困る接合部は全て金物でガッチリ留められています。また壊れやすい家に共通しているのは、スジカイが入っている壁が少ないことです。最近は壁についても、耐力壁といって地震の揺れに踏ん張って耐える壁を使用し地震対策をしています。 -
固定資産税^^;
2015.04.20持ち家にお住まいの方の手元には先ごろ固定資産税の納税通知書が届いていると思います。一括払いか、分割払いか、頭を悩ませておられるかもしれませんね^^; 現在、新築住宅に係る固定資産税の課税免除制度があります。出雲市ではさらに優遇しており、平成22年1月2日~平成28年1月1日までに建築された新築住宅(旧斐川町は少し違います)には減額措置があり、120㎡以下の住宅は、固定資産税を3年間全て減額措置があります(120㎡超の住宅でも120㎡までの固定資産税を3年間全て減額する措置があり)。このほか印紙税、登記の際の登録免許税にも減額措置があるなど、家を新築するのに背中を後押ししてくれる施策が様々。家をいつか建てる必要がある方は、金利も含めて、タイミング的には良いと思いますが、如何でしょうか? -
薪ストーブ
2015.04.19最近は薪ストーブやペレットストーブの人気が高まりつつあります。どちらも相応の費用がかかりますが、冬に火をみながらくつろぐというのは最高の贅沢、癒しではないでしょうか。以前、高倉健さんが、最高の贅沢とは、夏の暑い日にエアコンをガンガン効かせて部屋をキンキンに冷やし、薪ストーブで部屋を暖めることだ、と述べておられる記事を見ましたが、火というのは我々に癒しをもたらしてくれます。薪ストーブの場合、一冬に1トンの薪、割った薪を乾燥させるスペース、薪を割る作業がありますが、この要件をクリアできれば、非常にエコです。そこまで出来なければ、火の情感は薪ストーブより劣りますが、ペレットストーブということですかね。