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存在としての出雲地方らしさ
2015.12.02出雲地方らしい住宅とは何か、というのは永遠のテーマであります。県産材を使うのは地域振興と輸送エネルギーの最小化という観点から当たり前だと思っていますが、こうした素材レベルでの出雲地方らしさというのは簡単です。しかしながら雰囲気としての存在のあり方は難しく常に探求していくテーマです。雨、風の多い地域ですので、軒は出す、風向き、太陽の位置を考慮するのも当たり前です。コストを最小、利益を最大に、をテーマにすると総二階のツルッとした家にならざるを得ません。試行錯誤を繰り返しながら、牛歩のように進んでいるとは思っていますが・・・。まだまだですね^^; -
左官職人さんの矜持
2015.12.01先日の開催した壁塗りの講師に来て頂いた左官職人さん。終了後、左官さんの仕事について教えてくださいました。まず3年は材料の練り仕事。この修行で多くの方が挫折して止めていくそうです。その後塗り仕事がカンペキにこなせるようになるまで、早くても5年はかかるとのこと(;O;) 今、左官職人さんは減りつつありますが、そうした修行工程の厳しさにも一因があるかもしれませんね^^; 今の左官職人さんには、そうした厳しい修行を耐えてきた誇りもあるのでしょう。仕事をする場面を見る機会が度々ありますが、動きには無駄がなく、見とれるほどのコテ捌きです。みなさんも一度現場で職人さんの作業を見てください。惚れ惚れすると思います(^^) -
薪ストーブ火入れ式(^^♪
2015.11.30先般お引渡しをしたY様邸。薪ストーブはまだ未使用でしたが、寒くなってきたので、とうとう使用を開始!(^^)! ご友人、関係者を招いて火入れ式となりました。薪ストーブの上には、鶏肉料理が置かれ、とっても美味しそうです(^^♪ なかなか炎があがりませんでしたが、なんとか無事点火^^; 一堂、炎がユラユラと燃える様子を眺め、癒されました(^^♪ 薪ストーブがあると寒くなるのも楽しみになりますね。Y様、お招きありがとうございました(^^) -
珪藻土、漆喰塗り体験、盛会でした(^^♪
2015.11.29本日開催した「自然素材を住まいに生かす」として行った『塗り体験』。左官さんを講師に実際に珪藻土、漆喰を塗ってみました"^_^" 内容としては、調湿性能、肌触りの良さ等を体験してもらったあとに、実際に壁に塗ってみました。実際に塗ってみると職人さんの技のすごさを体感できます。家作りにかける職人さんの想いや熟練の技など、理解を深めていただいたと思います。また開催しますので、是非ご参加ください(^^♪ -
20年経ってさらに美しく・・・
2015.11.28メンテナンスでお邪魔したOB様宅にて、OB様から「この床柱は家を20年前に建てるとき、当時の会長に選んでもらいました。とっても良い木で、私大変気に入っています」と嬉しいお言葉を頂戴しました。本物は色あせることなく、時の経過とともに益々美しくなっていきます。20年経っても大切に出来る家を作り続けていく、誓いを新たにしたのでしたm(__)m