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~2018年の記事一覧

  • 調湿材料としての畳
    2015.07.24

    山陰地方は雨が多いですね^^;雨の多さは湿度の高さとなって現れます。畳の厚みは40センチあるものもあり、表面をはぐると、化粧配、横手配、中だつ配、銅こも配、切わら配、下配、裏こも、という実に多くの自然素材が使われています。畳は就寝中の布団の下に蓄積される水分を吸収してくれます。畳のうえのじかに布団を敷いても苦にならないのは畳の持つ吸湿性によります。コンクリートの上なら、湿気は吸収しないので、逆に汗をかきます。畳は、吸湿性だけでなく、熱伝導率が小さく、保湿性に富み、吸音力があり、弾力性もある、湿気の多い日本に適した材料です。ベッドが良い?では壁、天井に珪藻土を塗り湿度を吸湿してもらいましょう^^;

  • 断熱って何?
    2015.07.23

    断熱というと、熱を断つ、熱をシャットアウトすること、などをイメージされますが違います。熱は必ず温度の高いところから低いところへ移動します。ある物質の右と左で温度が違う場合(真空でないかぎり)、時間が経過すればいずれその物質の右と左は必ず同じ温度になります。その同じ温度になるまでの時間が短いか長いかが断熱性能です。どんなに断熱性能の優れた家でも、真夏の暑い日に旅行などに行って長期間空けておくと、外と同じように家のなかも暑くなります。冬もしかり。長時間たてば外気と室温は同じになります。では断熱材はどのようにして熱の移動を遅らせているのか、長くなりましたので続きはまた後日・・・。
  • 国内製のペレット新商品!
    2015.07.22

    今日はペレットストーブのメーカーさんが新商品を持って事務所に説明に来ていただきました。外国製と比べ値段は約2分の1。タンクの容量やデザイン面はまだまだ外国製に軍配が上がりそうですが、部屋を暖める能力では負けていません。しかし炎天下のなかで、ペレットを燃やすデモは暑かった・・・・^^;
  • 一坪でも庭(^^)
    2015.07.21

    少し前の日本の町には小さな庭の緑が無数に点在し、それが町の風景を作っていました。その無数の点、つまり家と家とのあいだの隙間や庭が、いつの間にか繋がって、そこに生えた樹木や草地がいろんな生き物の住処になっていました。今の町には小さな庭が自然発生的に繋がっていく様は失われつつあります。理由は単純で空き地があまりにも狭く小さくなってしまったからで、小さな場所は庭とは考えなくなりました。たとえ1坪でも庭とみなす考え方を持ち、その小さな庭が自然発生的に繋がっていけば、町並み、暮らしも少し豊かになるのではないでしょうか。その考え方で作られたのが「1坪里山」で、地元の草木を植え、育て、株分けし町並みを楽しくして行こう、というものです。少しでも暮らしを楽しくするために如何でしょうか(^^♪

  • 古い町にマッチした家
    2015.07.20

    松江市雑賀町で予定する新築も打合せ大詰めです。雑賀町は歴史のある場所で、若槻礼次郎、雑賀衆、など松江の歴史を語るうえでは大変重要な場所です。現在も町並みは昔の名残を残し古い家や道路からは歴史を感じることができます。今回予定している建物は雑賀町の町並みに合う平屋です。建物の重心をグッとを抑えながらもモダンテイストを合わせもつ・・・。楽しみです(^^♪